愛情と現実の狭間
先日のブチ切れ案件以降、夫が私に気を遣っているなーと感じることがしばしばある。
事情がどうであれ、気を遣わせてしまっていることはシンプルに申し訳ない。
慣れない異国の地、しかもこのコロナ禍で、無理して働くこともなかろうと、甘やかしたい自分もいる。
一方で、夫婦であるからには共に生活を支え合うべきで、定職があるからといって常に私だけが無理して働くのはいかがなものかと思う自分もいる。
実際、夫が来日して以降、食費を始めとする生活費が爆上がりしていて十分に貯金できない現実もある。
少なからず貯金できてるから良いのでは、という気もするけど、娘が小さい今のうちにバッファを確保できないようでは10年後に詰む。。
と書いたところで、そもそも、甘やかしたいとかどうとか、私がコントロールする側であるかのような考え方もおかしいとは思う。
夫婦は対等なので。
私の方がこの国に精通していること、大黒柱であることは事実だけど、だからと言って私に主導権があるわけではない。
勘違いせぬよう自戒を込めて。
話を戻すと。
夫としては、やれることはやる、最大の努力をすると言ってはいるけど、夫の「やれること」は「今の自分の能力で苦労しない範囲でやれること」なので、倒れるまで頑張る私とのギャップが著しいのも悩み。(実際4月に一度倒れた)
こういう場合どうしたらいいんだろうか。
永遠に夫はほどほどに、私はギリギリまで頑張るのか。
そんなふうに思うくらいなら単に私が頑張るのをやめたらいいんじゃないか。
でもそしたら娘はどうなる?
習い事もやめてお出かけも我慢させて最低限の暮らしをする?
お互い同じ価値観を持って、同じだけ頑張れたらと願うけど、、
まあ、無理。
育ってきた環境が違うから〜
環境どころか人種も文化も違うから〜
夫の仕事が決まる
日本に来てから約8ヶ月、初めてバイトの面接を受けてきた夫。
準備でゴタゴタしていたものの、
無事に採用されて帰ってきました。
正直全く期待してなかっただけに喜びよりも驚きが勝る。
いいのか夫で?
しかしなんて幸運なんだ夫、、、
特別な技術も資格も免許もなく、職歴も無駄に多く、三十も半ばで、何より日本語が話せないのに、時給1300円交通費支給のオフィスワークをゲットしてくるとは、、
こんな外国人、普通は工場か建設現場くらいしか貰い手なかろうに。
英語とかフランス語がネイティブ並みに話せたら外国語教師の道もあるだろうけど、話せるのはトルコ語と中上級レベルの英語だからね、、
しかし、今回もまさにそうだけど、夫は外運というのか、人に助けられる力がやたら強い。
助ける力ではない。助けられる力。
すぐその辺の人に話しかけ、日本人外国人問わず友達になり、困ったことがあると誰かに助けてもらって乗り切る。
何なら助けを求める前から誰かが勝手に助けてくれる。
今回の仕事も、そんな友人の一人からたまたま声がかかり、決まった。
本当にピンチの時も、大勢の家族親戚が誰かしら助けてくれる。
4人兄弟の末っ子なのだけど、なんというか、いかにも末っ子らしい要領の良さ、、
対する私は典型的な長女で、できれば一人でいたいし(人に気を遣いすぎて消耗するから)身内であっても誰かを頼るのが苦手。
困ったら自分の努力か、金で解決する人生。
もう書いていて悲しい。
せっかく夫と結婚したわけなので、もう少し楽に生きる方法を彼から学びたいと思った36歳の秋でした。
ワクチン打ってきた
世間では国民の半数が2回目の接種を終える中、ようやく1回目を打つなどした。
母がどこからか仕入れてきた「前もって葛根湯を飲むと熱が出ない、もしくは軽症で済む」という裏技?を取り入れつつ会場へ。
会場に入ってから出られるまで正味40分くらいかかったものの、娘が終始おとなしくついてきて非常におりこうさん。
打ってからは、裏技が効いたのか、まだ1回目だからか、熱や頭痛はなく打った左腕の痛みのみ。
14時ごろに打って、当日の夜中〜翌日の夜(摂取後12時間〜36時間)くらいが痛みのピーク。
押されると痛いのでこの2日間は左側に寝返りが打てず。。
まあとにかく体調悪くならなくてよかった。
ちなみにファイザーでした。
問診でのお医者さんとのやりとり。
医者「注射の痛みに極端に弱いなどはありますか?」
私「いえ別に、、、」
医者「どうしても苦手だという人は、横になって打ってもらうということもできるんですよ」
私「横に!?まあ、、でも、特に苦手でもないので、、、」
医者「そうですよね、、お子さんいますもんね、、出産に比べたらこんなの何でもないですよね、、」
そりゃ出産と比べたらね!!
夫にブチ切れる
夫がバイトを見つけてきたので履歴書を代筆したりシャツを買ったり色々と(本人以上に)準備していたわけなのだけど、
今日になって、具合が悪いから面接に行かないと言い出した。
行けないかもしれない、なら理解できたけど「行かない」と気軽に言い放ったので限界超過。
面接は木曜なのに、
日本語ができなくてもいいと言ってくれている貴重な貴重なバイト先なのに、
こちとらどんなに体調が悪くとも働いてるのに、
そんな中、休日半分使って履歴書を書いて買い物に連れて行ったのに。
そう思うくらいならいっそ何もしなければいいのか。でも何もしなかったら一生無職なんだろうな。
割り切ってこのまま専業主夫でもいいけど、家事の腕は上げてもらわないと回らない。今のままだと任せられないことが多すぎる。その努力が夫にできるだろうか。。
夫のいいところは優しいところ、でも自分自身にも甘すぎる。。
夫の甘えのせいで娘に皺寄せが行くのはごめんだ。10000%夫より娘が大事。
夫の履歴書を書く
来日して8ヶ月、ぼちぼち専業主夫としての成果を挙げつつあった夫が、友人の紹介でバイトの面接を受けることになった。
以前書いたとおり今はちょっと本調子ではないものの、本人はまんざらでもない様子。
外国人相手の仕事で、英語さえ話せれば日本語力は不問らしい。挨拶程度しかできない夫にはうってつけ、というかそんなバイトは工場くらいしかないだろうと思っていたので、できればこのチャンスは逃してほしくない。
というわけで、履歴書を代筆。
社長は日本語しか分からないので履歴書は日本語でないとダメらしい。
というか職歴が多すぎる!!!
出身地が観光地だったから繁忙期だけのホテル関係の仕事とかもあって、期間だけ見ると心証が悪い。
正社員狙いならともかくバイトだし、まあいいか、、と思いつつ、今回採用されなかったら次は何かしら策を練るべきか。。
その前に次があるのだろうか。。
カピバラに癒される日
連休のうち一日くらい遠出するか、ということで横浜はみなとみらいまでお出かけ。
癒し度がハンパない。
なぜ君はショッピングモールの中にいるのだ。
二重。
いくつかのエリアに分かれていて、ここでは他にもリクガメやアルマジロにも触れるのだけど、二人ともお昼寝中だったのでそっと見守り終了。
タランチュラとかオニオオハシとかモモイロインコとか、とにかく珍しい子たちを近くで見られる。
ただかなり並ぶので(一つのエリアあたり30〜60分くらい、しかも進まない)子連れは覚悟が必要。
とはいえ着いたのが14時過ぎだったから、早い時間なら空いてる可能性はある。。
次は平日に行くかな。
夫の調子が悪い
夫はトルコ人。今年の1月から日本で暮らし始めてはや8ヶ月。
基本的に元気だし、明るいし、トルコでも普通に仕事もしてたけど、何年もうつ病の薬を飲んでいる。性格的に繊細かつ真面目なのでさもありなん、なのだけど。
そんなわけで定期的に心療内科で薬をもらっているのだけど、ここ1、2週間くらいあまり調子が良くないらしい。
私は本人の申告がなかったら全然違いがわからなかったけど(鈍感)、今日夫を診た先生が「ちょっと元気ないね」と言ってたので、ああほんとに具合悪いんだなーと思った次第。
先生に「天気の影響で具合が悪くなることはありませんか?」と聞かれた夫、否定してたけど、個人的にはここ最近の台風も一因な気がする。
トルコは台風来ないし(来るのかもしれないけど少なくともめったにない)、地中海性気候で安定してるから、日本の気圧の変動に知らず知らずにやられてる可能性はある。。
結局、薬をちょっと増やしてもらってしばらく様子見。
9000キロも離れた国での新生活、そりゃ大変だよねえ。
今更ながらよく来てくれたもんだ。